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花猫がゆく

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「韓国美人事情」川島淳子(洋泉社)

◆気になるなあ

 いかにもフリーライター風の文章で、そうかそうかと読みすすんでいるうちに、気になる一文を発見した。韓国の美容整形事情を記述した部分である。「韓国では男性のほとんどが子供の時に包茎手術を受けるので、手術そのものに抵抗がないのかもしれない」。

 私は一応在日韓国人をやっていて、韓国文化にも少しは親しんでいるつもりだったが、これは初耳だ。一体なぜ? まさかユダヤ人のように宗教的要請からというわけでもないだろう。儒教でも仏教でもキリスト教でも、割礼するなんて聞いたことない。やはりこれも韓国一流のマッチョイズムということだろうか。もしかしてホー○イって韓国ではすごく蔑まれていて男扱いされないとか? 女の子に「イヤー」とか言われたりするとか? 知りたい知りたい。それで?と思ったら、著者は逃げるようにこの一文だけでこの話はさらっと流してしまった。残念。

 そういえば、思い当たるフシがひとつだけある。テグ滞在中に街をひとりで散歩していたときのことだ。歩道の端っこで若いお母さんが5歳くらいの子供に(もっと小さかったかも)、大胆にも立ち小便をさせていた。通りすがりに私は何気なく(ホントです)その子供を見たのだが、ズボンを足元まで下ろしていたその子の身体的特徴が、どうも普通の幼児のそれとは違っているような気がしたのだ。Nirvanaの"Never Mind"というCDのジャケット写真に赤ん坊が写っているが、その赤ん坊と同じ状態なのだった(知らない方は見てみてください)。一瞬あれ?と思ったものの、じっくり観察するわけにもいかず、後ろ髪ひかれつつ(?)通り過ぎた。

 あまりこういう話はしたくないところだが、赤ん坊や幼児の裸なら普通誰でも見る機会はある。おむつ替えとか銭湯とかさ(そこまで言い訳しなくていいか)。でも私が見たことあるそういうのとは、明らかに違っていたのだ。あれは何だったんだろうと思い、日本に帰ってから友人にこのことを話してみたところ、「そんなわけないやん」とせせら笑われた。それで私もきっと幻を見たのだろうと思って忘れることにしていたのだ。

 そうか、そうだったのか。あれはやはり手術をしていたのか。なんでこんな大事なことをみんな隠していたんだ。女性の整形のことはことあるごとに取り沙汰していたくせに…。

 人格を疑われそうなので、この話はもうやめよう(気になって仕方がないが)。本論である韓国美人についてだが、私が滞在していたのはテグという地方都市であったせいか、それほど噂の韓国美女は見かけなかった。韓国には美人が多いという定説なので気にしてはいたが、正直言って、「えー、そうかなあ」という感じ。多分ソウルのような大都市には美人がいっぱいいるのだろう。銭湯にも行ったのだが、おばちゃん達は身体に磨きをかけている割にはみんなぶよぶよしていた。ただ、美と健康への執念だけはひしひしと感じたが。

 地方都市といったって、テグは韓国第3の大都市である。繁華街に出ればまるで東京や大阪のような賑わいだった。というか、歩いてる女性たちのいでたちは東京や大阪と変わらない。みんなおしゃれで洗練されてて、美人というよりは、日本のように平均的にみんなおしゃれなのだった。

 ただ、ひとりだけ(というか、ひとグループだけ)超美人を見たことがある。私の親戚である。前にも書いたが私の母方には美人DNAが入っているらしく、それがあちこちで発現している(残念ながら私のところでは発現しなかったが)。母の姉妹にも評判の美人が何人かいたらしい(前にも書いたが、美人だった人はみな短命であったらしい)。親戚の中の白眉はスッチー出身の大学生だが、まるで女優のようで、「おおっ」とのけぞりそうになった。日本の美人は親しみやすさが身上だが、韓国の美人はあくまでフェミニンで、この本にあるように「水際立つ」という表現がぴったりなのだった。

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