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「まれに見るバカ」勢古浩爾(洋泉社)◆ボヤッキー 全体にボヤキだけなので、特に深いものは何もないんだけど、ときどきすごくおかしい。 「わたしの嫌いな言葉」という項が面白くて。「『もっと国民全体で議論しなくちゃいけない』って、いったいどうやって『国民全体』で議論するのか」ボヤッキーや。でも次のなんかは大いに同意できる(同意できるもの少ないんだけど)。 「『ごちそうさまでした』 「『アーティスト』 「おとなの『隠れ家』 「隠れ家」は相当お嫌いらしく、もっとあとでも「よくテレビ番組や雑誌であるではないか。『おとなの隠れ家』とか『隠れ家的お店』などの紹介が。わたしはこの『隠れ家』という言葉の俗物性とさもしさが腹の底まで嫌いなのだ」と書かれている。いえてるいえてる。それを言うなら「腹の底から」じゃないかなあ、とは思うけど。 「素朴な巧まざるバカがわたしは大好きである(天然バカはだめ。イライラしてくる)」ははは。いえてるいえてる。「写真で田口(ランディ)さんの顔を見たけど『ランディ』という顔ではないぞ。生粋のモンゴリアンじゃないか。どうなっている?」ははは、いえてる。それを言うならたぶん、モンゴロイドだとは思うけど…(生粋のモンゴル人?)。 ま、それだけなんだけどね。 |