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花猫がゆく

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◆おたくやのう

 友達んちで見たビデオがあまりによかったので、というかキアヌがあまりにかっこよかったのでセルビデオを購入(980円だった)。じっくり舐めるように見る。映画をほとんど見なくなって久しく(だって面白くないんだもん)、ハリウッド映画なんて「カッコーの巣の上で」とか「ディア・ハンター」あたりで止まってる始末(もちろん公開時じゃなくて後年ビデオで見たんだけど)。あ、「ブレードランナー」があるか。「E.T.」も「スターウォーズ」も見てないし見る気もない。時間の無駄だし。

 キアヌ・リーブスが出てる映画を見たのは「マイ・プライベート・アイダホ」以来。あと何かサーファーの映画を見た気がするけど。知らない間にこんな立派なアクション・スターになっていたなんてね。キアヌがすてきすてきと言って回るとまわりの友達は「ウマヅラだ」「サラリーマンみたい」「ぼーっとしててヒーローって感じじゃない」とさんざん。この良さがわからんかなあ。ずんぐりした体型もまた好ましい。N.I.Nのトレント・レズナーにちょびっと似てる(体型も)。好みのタイプということだろうか。

 セルビデオにはメイキング映像がついていて、これを見てるとこの映画のスタッフは相当におたくっぽい。特撮場面はアニメの手法を応用している感じだし、とにかく手が込んでる。ビデオカメラじゃなくてスチルカメラを何百台も使ってるんだってさ。特撮担当者見るからにおたくっぽいし。特撮映画なんて長いこと見てないからさ、すごい映像が自然で合成っぽくないんだよね。そういえば地下の風景とか人間発電所の光景って、もしかして全部CG? 気が付かなかったよ。私って時代に取り残されてる? やっぱスターウォーズとか見とかなきゃダメってことか。

 第一この映画、一見しても日本のアニメの影がめっちゃ濃厚。まずはどう見ても話がナウシカだし、赤いキャンディ青いキャンディって、あれもしかしてメルモちゃん? 機械関係はまるまるギーガーだけど、やっぱ腐海っぽい。あとやっぱり「甲殻機動隊」もあるだろうなあ。

 アメリカでは日本アニメ大好きのおたくがいっぱいいるらしいけど、日本のおたくと決定的に違うところがあるらしい。それは「暗くない」ってとこで、アメリカのおたくはカラッとしててすごく明るいんだって。この映画見ると何だかそれがよくわかる。アメリカではおたくパワーさえも内にはこもらないってことか。日本のおたくはリビドーでギトギトなのにさ。

 でもそういうことは所詮どうでもよくって、とにかくこの映画、キアヌが美しく撮れてる〜。魅力爆発、「すてき〜」と何度も叫んでしまいました。だいたい私が映画見るのをやめた理由のひとつは、映画にはどんなものにも大抵恋愛が(主題であれスパイスであれ)描かれていて、これがどれもこれもしょうもなすぎるから。でもこの映画では恋愛スパイスの程度がちょうどいいし、うまい。女の人もかっこいい。

 アクション映画でありがちなのは、最初強がってた女戦士が後半においてヒーローをかばって撃たれたりして、「ほんとはあなたを愛してたのよ〜」とか言いながらがくっと男の腕の中で死ぬとか。アホらしすぎ。この映画ではそういうヤな感じが全然ないし、気持ちよく見られる。何でだろう。おたくだからなのか、それとも今のアメリカ人の感覚が変わってきてるんだろうか。前者だとしたら、やはり「甲殻機動隊」の功績は大だろうな。クサナギ〜。

 いかにも「続編つくりますよっ」って終わり方のこの映画、続編はとっても難航してるらしい。出演予定者は不幸続き(アリーヤが出演予定だったらしい)、キアヌにもええことなくて、撮影現場で火を焚いてお祓いをしたそうだ。キアヌは「リトル・ブッダ」以来仏教に凝ってるそうで…って、仏教って火焚くの?本編があまりに良かったので続編は見たいような見たくないような。

 メイキングの中でのキアヌの素顔がまた無邪気でかわいい〜。戸田奈津子も手話ニュースの中で「とってもかわいいキアヌでした」って言ってたよ。何でも来日時に、ハリウッドスターならふつう恋人とか連れてくるのに、キアヌはお母さんを連れてきたんだって。年増女に好かれるタイプか?

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