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花猫がゆく

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ベルベットゴールドマイン

◆同人誌みたーい

 やおい本というのは少年マンガなどのキャラクターを拝借して、勝手にこれとこれをホモ関係にしたりするわけだけど、その時元ネタのマンガの設定を使うこともあれば、全く違う設定にそれらのキャラを置いて遊んでみたりする。そういう感じだなこの映画は。なんせデビッド・ボウイとイギー・ポップが恋をする話なんだから。

 聞くところによると、同人誌にはビジュアル系バンドのキャラ(?)を使ったやおいという世界もあるらしい。となると、これはそれを大々的に映画にした感じか。しかし目を凝らして見てみれば、制作者のところには「マイケル・スタイプ」の文字が。ええ?それってR.E.Mの?エンドロールの文字をさらに目を凝らして見てみれば、音楽のところにはvocal by Thom York の文字があちこちに。となると、すごいメジャーじゃん。同人誌の隠微なイメージではないなあ。

 最近読んだ本によると、イギリスはブレア政権以降、文化的にも息を吹き返しているらしい。映画も例外ではなく、Trainspoting みたいな活気のある映画が出てきたのも、ブレアの影響だろうということだ。この映画を見てるとそれが何だか理解できる。「イギリスええなあ」と素直に思えるのだ。そういえばそんなこと、近来ないことだった。

 私はもともとイギリスが好きで、ミュージシャンも映画も俳優もイギリスびいきだったんだけど、それがここんとこはずっと面白いものがなく、しぜん興味もなくなっていた。オアシスなんて全然好きじゃないし。それがこの映画を見ると、「ええど、ええど」という気持ちになるのだ。作ってる人たちも絶対楽しんで作ってるのがわかるし。

 デビッド・ボウイ役の俳優もきれいだけど、イギー・ポップ役がいい。映画の最初のほうではそれほどパッとしないんだけど、途中からカート・コバーンそっくりになってきて(役名もカートという)美しさ爆発なのだ。パンツ下ろして全裸にもなるし(モザイクかかるのが残念だが)。ボウイのほうは割と史実に忠実にルックスが変わってるけど、イギーのほうはずっと金髪セミロングのままだもんね。絶対作為的と思う。

 今のボウイを皮肉ってるような部分もあってオモシロイ。映画ではグラムスターからいきなりLet's Dance 風に飛んでるけど、私はその飛ばされた10年の時期のボウイが一番好きなので、ちょっと複雑な気分。

 「ベルベットゴールドマイン面白かったよ!」と言うと、「きれいな男が裸になってたら何でもいいんでしょ」と言われた。ひどい〜。

 それにしても、イギリスってやっぱり変な国!

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