花猫がゆく

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紫雨林(ジャウリム)を見た

◆肌がきれいね

 韓国のバンド、紫雨林のフリーライブがあると聞いたので、梅田まで行った。私は以前ラジオで聞いて、へーえ韓国にもこんなオルタナみたいなのがあるんだーと思って気にしていたのだ。とにかく韓国ってダンス音楽とバラードばっかりだから新鮮だなあと。歌もすごくうまいし。

 日本でもかなり人気があるらしく、ファンらしい女の子たちが前のほうにぎっしり陣取っていた。やはりへえー、という感じ。出てきた紫雨林は、オルタナというより古典的ロッカーなルックスの男3人と、おしゃれなボーカルの女性。それとすっごく地味な女のキーボード(たぶんサポート)がうしろに。あれ、ヨッちゃんがいる、ヨッちゃん。あれ違うのか。でもそっくり、ギターの人。

 うーん、確かにオルタナ風だけどさ。なんか違和感が。音は悪くないし、ボーカルは感じいいし、歌もうまい!でも何か。わかった、明るいんだ。オルタナのくせにどよ〜んとしてない。「みんな、盛り上がろうよ!」的ノリ。ボーカルはかなり椎名○○(嫌いなので名前書くのもイヤ)風の発声だけど、椎名○○より千倍歌はうまい(何度も言うけど、韓国人はみんな歌がうまいのだ)。このボーカルがとにかく満面の笑顔でノリノリなのだ。気取った笑顔じゃなくて、庶民的と言っていいくらい根っからの笑顔で、「さあ、みんな手拍子ぃ」みたいな。これが女の子に人気があるのか、女の子のファン多し。もしかして椎名○○と似た客層なのかも、要するに。

 一応オルタナなので、ちょっと待て、この曲Radioheadにそっくりだぞ!というのもあった。私このあいだライブ見たけど、ライティングまでそっくりだった。どこの国もパクリは横行してるということか。

 終わってから友達に「椎名○○に似てるねー」と言うと、やはり「韓国の椎名○○」と言われているとのこと。さすがに韓国では言われてないだろうから、日本での紹介の仕方なんだろう。韓国語のわかる友達に「歌詞はなんて言ってるの」と聞くと、「あなたが憎い〜、とか」とのこと。でもあの笑顔で憎いと言われてもねえ。

 余談だけど、ボーカルの人、肌が抜けるように白くてきれい。韓国人は肌がきれいというのは本当なのね。あとで食事を一緒にした、友達の友達の韓国人も、やっぱり肌がものすごくきれいだった(男なのに!)。腕にも全然毛がない。すべすべなんだよ(触ったわけじゃないけど)。そういえば韓国の男性って、すね毛も薄いような…。これが在日になると、そうでもない。気候のせいなんだろうか。それとも食べ物だろうか。

 しかし、何といってもグループ名が美しいね。紫雨林って。

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